Illustratorのスクリプトをキーボードショートカットなどで実行するSppyをver 1.5に更新しました。
変更点
- キーリスト表示機能を追加
右下のボタン「キーリスト」をクリックすると、AutoHotkeyのキー文字列の一覧が表示できるようになりました。「キー取得」ボタンの横にあるボックスにキー文字列を直接入力することで、「キー取得」ダイアログでは使えなかったキーも使うことができます。
- キーボードショートカット設定可能なメニューコマンドを大量に追加
したたか企画さんが、スクリプトでメニューコマンドを実行するの必要なmenuCommandStringの一覧を作り、Sppy用の定義ファイルまで作ってくださったので、多くのメニューコマンドが実行できるようになりました。
ただし、パネルメニューなどはもともとmenuCommandStringが用意されていないため実行できません。
- 「Illustratorウィンドウの最大化」機能追加
Illustratorのウィンドウを最前面で最大化させる機能を追加しました。
この機能のキーボードショートカットだけは、Illustrator以外のアプリケーションを使用しているときでも有効です。別の作業から素早くIllustratorに戻ってくることができます。
- 「Alt単押しの無効化」機能の削除
Altキー単押しでフォーカスがメニューバーに奪われるのを防ぐ機能があったのですが、どうしてもAltキーの「押しっぱなし病」(まれにキーを離しても押されたままになってしまう現象)が起きてしまうので、削除しました。
もし、「うちでは問題なく使えてた、削除しないでほしい」という方がいらっしゃったらお知らせください。
- Illustrator CS6のアプリケーションオブジェクト取得方法を変更(ProgIDからCLSIDに)
CS6でSppyが動作しない環境がたまにあるようなので、少しやり方を変えてみました。ひょっとしたら、これによって逆に使えなくなる環境もあるかもしれません。もしそうだったらお知らせください。
最高に便利なアプリケーションをありがとうございます(_ _)
AHKを使って左右AltでIME切り替えをしている環境(特殊だとは思いますが…)なんでAltでメニューにフォーカスが吸われる問題、結構つらいです…!
押しっぱなし病を回避しつつalt単押し無効ができている設定があるので、ご参考になれば…(もし試しておられたら申し訳ないです)
#InstallKeybdHook
SendMode InputThenPlay
*~LAlt::Send {Blind}{vk07}
*~RAlt::Send {Blind}{vk07}
LAlt up::
if (A_PriorHotkey == “*~LAlt”)
{
IME_SET(0)
}
Return
RAlt up::
if (A_PriorHotkey == “*~RAlt”)
{
IME_SET(1)
}
Return
ありがとうございます。
*~LAlt::Send {Blind}{vk07}を仕込むというやり方は同じだったんですが、
#InstallKeybdHookとSendMode InputThenPlayで確かに発生しなくなったかも!
しばらく運用してみます