Sppy
-スクリプト パネル っぽい やつ for Illustrator-


Illustratorでのスクリプトの実行を、パネル上のダブルクリックや、キーボードショートカットで行うためのWindows用アプリケーション(フリーウェア)です。AutoHotkeyでできています。


ダウンロード

最新版(Sppy ver 1.5 – 2021/06/14

1つ前のバージョン(Sppy ver 1.4 – 2020/01/08)


最新版(ver 1.5)の変更点

  • キーリスト表示機能を追加
  • キーボードショートカット設定可能なメニューコマンドを大量に追加
  • 「Illustratorウィンドウの最大化」機能追加
  • 「Alt単押しの無効化」機能の削除
  • Illustrator CS6のアプリケーションオブジェクト取得方法を変更(ProgIDからCLSIDに)

詳細はこちら。(最新版に関するフィードバックもこちらのコメント欄にお願いします)


使い方

  1. Sppy.exeを実行します。初回起動時にはフォルダ選択ダイアログが出るので、スクリプトが入ったフォルダを選択します。
  2. Sppyはタスクトレイに常駐します。タスクトレイアイコンをダブルクリックするとパネルが開きます。
    (タスクバーの設定>通知領域>タスクバーに表示するアイコンを選択 で、Sppyのアイコンを常時表示するように設定しておくことをおすすめします)
  3. パネルにはフォルダ内のスクリプト(*.jsx , *.js)がツリー表示されます。ダブルクリックでスクリプトが実行できます。
  4. 終了するには、タスクトレイアイコンを右クリックして『終了』を選択します。

キーボードショートカットの設定

キーボードショートカットを設定するには2つの方法があります。

方法1:

  1. ツリーからスクリプトを選択して、『キー取得』ボタンを押します。
  2. キー入力欄にカーソルを置いてキーを入力します。このとき、Ctrl、Shift、Altキーを組み合わせることができます。
  3. 『その他の修飾キー』として、無変換キー、Winキーを設定することできます。たとえばキー入力欄に『A』、その他の修飾キーに『無変換』を選ぶと、『無変換 + A』のキーボードショートカットが実現できます。
  4. キー設定ダイアログでOKを押すとキー取得ボタンの右に変な文字列が表示されますが、気にせず『適用』を押します
  5. 対象のスクリプトが太字になったら設定完了です。イラレ上でキーを入力してみましょう。

方法2:

先ほどの『キー取得ボタンの右の変な文字列』は、AutoHotkeyにおいてキーを指定するための文字列です。
ここでは、修飾キーのCtrlが ^ 、Shiftが + 、Altが ! などと表記されます。

ここに直接キー文字列を入力して、『適用』を押してやるというのが2つ目の方法になります。
右下の『キーリスト』をクリックすると、キー文字列の一覧を表示できます。
先ほどのキー設定ダイアログでは使えなかったキー(Esc、Tabなど)も登録できます。

このほか、マルチメディアキー(キーボードについてる音量ボタン等)や、ジョイスティックなども使えますが、キーリストには掲載していませんので、AutoHotkey Wikiのキーリストを参照してください。


細かい仕様

  • 単体の文字入力用キーや、それとShiftとの組み合わせ(『A』、『Shift + A』など)もショートカットキーに使えます。そうした場合、イラレ上で文字入力中かどうかを自動判別し、入力中でないときのみスクリプトが発動するようになっています。
  • イラレが起動している状態でパネルを開くと、パネルはイラレのウィンドウの従属ウィンドウになります。
    従属ウィンドウはタスクバーに表示されず、常に親ウィンドウより手前に表示され、親ウィンドウが最小化されると一緒に隠れます。
  • キーボードショートカットを解除するには、キー文字列入力ボックスを空にして「適用」を押します。

便利な機能

  • Sppyのウィンドウをキーボードショートカットで開く

ツリーの「Sppy機能」内にある「このウィンドウを開く/閉じる」に、スクリプトと同様にキーボードショートカットを設定できます。

  • プレーンテキストとしてペースト

テキストを書式情報のないプレーンテキストとしてペーストします。スクリプトと同様にキーボードショートカットを設定できます。

  • メニューコマンドが実行できる

Illustratorのメニューコマンドに、スクリプトと同様にキーボードショートカットが設定できます。メニューコマンドはIllustratorの標準機能でもキーボードショートカットがつけられますが、Sppyならより多くのキーが利用できます。
※メニューコマンド一覧はIllustratorCC2021を元に作っています。昔のバージョンでは利用できないコマンドも表示されていますのでご注意ください。

  • テキストの複数選択&線幅・パターンも変形<

設定の仕方はこちら

  • Illustratorウィンドウを最大化

Illustratorのウィンドウを最前面で最大化させます。この機能のキーボードショートカットだけは、Illustrator以外のアプリケーションを使用しているときでも有効です。別の作業から素早くIllustratorに戻ってくることができます。

  • 画面のどこからでも色を抽出できるスポイト機能

タスクトレイメニューから「スポイト」を選択して、画面の好きな位置をクリックすると、そこのRGB値でIllustratorにスウォッチができるという機能です。
※ドキュメントのカラーモードやカラープロファイルによって必ずしも同じ色にはならないことにご注意ください。

  • ESTKにF5キー(スクリプト実行)を送る

ExtendScript toolkit(ESTK)では、現在編集中のスクリプトを実行するコマンドのデフォルトのキーボードショートカットはF5キーです。そして「ESTKにF5キーを送りスクリプトを実行させる」という操作にキーボードショートカットをつけることができるのがこの機能です。開発中のスクリプトを、Illustratorを操作しながら実行できます。


謝辞

メニューコマンドの一覧は、したたか企画さんが製作してくれました。ありがとうございました。
したたか企画さんはSppyとも相性のよいIllustratorスクリプトを多数公開しておられるので、ぜひチェックしてみてください。


このアプリケーションを利用して発生したいかなる損害についても、作者は一切の責任を負いません。
お問い合わせは下のコメント欄かツイッターへどうぞ。


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